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家屋税 カオクゼイ

百科事典マイペディアの解説

家屋税【かおくぜい】

一般に,家屋の所有,利用による収益を税源とし,その所有者に対し家屋の賃貸価格または時価を課税標準として課する税。日本の現行の税制では,土地に対する同様な税(地租)とともに固定資産税に含まれ,家屋の時価を課税標準としている。
→関連項目収益税

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世界大百科事典 第2版の解説

かおくぜい【家屋税】

家屋を保有する住民に対し家屋を対象に課せられる税で物税である。ヨーロッパでは,15世紀前半の英仏百年戦争の時期に,イギリスの都市および農村の全家屋所有者住民に課す家屋税が創設されている。またルイ14世治下の1645年,家屋税新設に際してパリ城外区民衆が反対運動を起こしたように,フランス,ドイツなどの都市部でも早くからみられた。この税は,各国で近代税制にもひきつがれた。日本の家屋税は,江戸時代にも小間割,間口割などその原型とみられるものがあったが,1882年に戸数割の代替税として地方税として設けられた。

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大辞林 第三版の解説

かおくぜい【家屋税】

家屋に課せられた税。固定資産税の前身。

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世界大百科事典内の家屋税の言及

【固定資産税】より

…明治維新後は地租が国税の中枢となったが,地方公共団体もこれに大きな付加税を課していた。家屋に対する課税も1882年以来地方税として重要な財源となっており,当時の地租家屋税の課税標準は賃貸価格であった。第2次大戦後シャウプ勧告を契機として行われた1950年の地方税制度の根本的改革にともなって,旧来の地租および家屋税は廃止された。…

※「家屋税」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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