宿恨(読み)シュッコン

デジタル大辞泉 「宿恨」の意味・読み・例文・類語

しゅっ‐こん〔シユク‐〕【宿恨】

かねてから抱きつづけてきた恨み。積年の恨み。宿怨しゅくえん宿意
[類語]恨み怨恨えんこん怨嗟えんさ意趣私怨しえん遺恨いこん怨念おんねん宿意宿怨しゅくえん積怨せきえん旧怨きゅうえんあだ憎しみ復讐心ふくしゅうしん逆恨み恨めしい

しゅく‐こん【宿恨】

しゅっこん(宿恨)

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精選版 日本国語大辞典 「宿恨」の意味・読み・例文・類語

しゅっ‐こんシュク‥【宿恨】

  1. 〘 名詞 〙 久しい以前から抱き続けてきたうらみ。積年のうらみ。宿怨宿憾
    1. [初出の実例]「宿恨(シュクコン)を報るにうたがひなし」(出典:読本・昔話稲妻表紙(1806)二)
    2. [その他の文献]〔呉志‐孫輔伝注〕

しゅく‐こん【宿恨】

  1. 〘 名詞 〙しゅっこん(宿恨)

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普及版 字通 「宿恨」の読み・字形・画数・意味

【宿恨】しゆくこん

前からの恨み。宿怨。民国曼殊〔断鴻零雁記、十〕猛(はげ)しく宿恨に觸(ふ)れ、震然として、可なるを知らず。

字通「宿」の項目を見る

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