宿怨(読み)シュクエン

デジタル大辞泉 「宿怨」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐えん〔‐ヱン〕【宿怨】

かねてからの恨み。年来の恨み。旧怨宿恨宿意。「宿怨を晴らす」
[類語]恨み怨恨えんこん怨嗟えんさ意趣私怨しえん遺恨いこん怨念おんねん宿意宿恨積怨せきえん旧怨きゅうえんあだ憎しみ復讐心ふくしゅうしん逆恨み恨めしい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「宿怨」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐えん‥ヱン【宿怨】

  1. 〘 名詞 〙 かねてからのうらみ。年来のうらみ。積年のうらみ。
    1. [初出の実例]「豊臣氏、与北条氏宿怨」(出典日本外史(1827)一〇)
    2. [その他の文献]〔孟子‐万章〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「宿怨」の読み・字形・画数・意味

【宿怨】しゆくえん(ゑん)

宿恨。怨みをとどめる。〔孟子、万章上〕仁人の弟に於けるや、怒りをせず、怨みを宿(とど)めず。之れを親愛するのみ。

字通「宿」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android