審訊(読み)シンジン

精選版 日本国語大辞典 「審訊」の意味・読み・例文・類語

しん‐じん【審訊・審尋】

  1. 〘 名詞 〙 裁判所が、ある事柄に関し書面または口頭で当事者・利害関係人・証人に問いただし、陳述機会を与えること。
    1. [初出の実例]「五穀を播種し、戦闘を作し、訟案を審訊し」(出典:自由之理(1872)〈中村正直訳〉三)
    2. [その他の文献]〔宋史‐劉敞伝〕

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普及版 字通 「審訊」の読み・字形・画数・意味

【審訊】しんじん

罪状調査訊問する。〔宋史、劉敞伝〕營卒桑等、して乘輿を指斥す。皇、捕へて開封り、を市にす。敞、府に移(通牒)して、何を以て審訊を經ざるかを問ふ。

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世界大百科事典(旧版)内の審訊の言及

【審尋】より

…審訊とも書く。民事訴訟で,当事者その他利害関係人に,書面または口頭で意見を陳述する機会を与える手続をいう。…

※「審訊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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