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小荷駄 コニダ

世界大百科事典 第2版の解説

こにだ【小荷駄】

中世,近世で戦場に兵粮,弾薬,設営道具などを運ぶ駄馬隊。現代の輜重(しちよう)隊にあたる。駄馬と陣夫からなり,多く足軽によって宰領されていた。戦時に百姓から陣夫と馬を徴発するのは守護の権限であったが,実際上は中世では大名に動員されて出陣する個々の武士の才覚にまかされていた。近世では小荷駄の提供は百姓の身分にともなう義務と規定されており,これによって近世大名の軍隊は中世のそれに比して格段の補給力と機動性を獲得することになった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

こにだ【小荷駄】

馬につけて運ばせる荷物。
室町時代以降、兵糧などを運ぶ輜重しちよう隊。また、その荷や車馬。

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