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屑鉄 クズテツ

デジタル大辞泉の解説

くず‐てつ〔くづ‐〕【×屑鉄】

鉄製品を作るときに出る鉄のくず。
廃物の鉄製品。鉄スクラップ。→屑鉄法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

屑鉄【くずてつ】

鉄屑とも。老廃化した鉄鋼製品の廃品や,加工過程で発生した屑など。製鋼原料として重要。鉄鋼業の製造過程で生ずる自家発生屑,鉄鋼使用工場で生ずる加工屑,市中から回収される市中屑に分けられ,日本では米国などから輸入してきたが,近年は急速に減少している。
→関連項目金属スクラップ

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世界大百科事典 第2版の解説

くずてつ【屑鉄 iron(steel) scrap】

製鉄や鉄鋼製品製造に際して生じた各種の鉄くず,および破損や使い古しによって生じた鉄鋼製品の廃物。一般にスクラップと呼ばれ,転炉電気炉平炉による製鋼原料として再利用され,これらの装入主原料のうち各5~20%,約100%,20~60%を占めている。鉄の種類により銑くずと鋼くずに大別され,また供給源によって次のように分類される。(1)製鉄所自身から発生する自家発生くず。不良鋼塊,残塊,圧延の際に発生するくずなどであり,従来は粗鋼生産量の20~30%に達したが,連続鋳造比率の向上により,日本では1980年代に入ると約10%に減少している。

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大辞林 第三版の解説

くずてつ【屑鉄】

鉄製品を作る際にできた鉄や鋼の屑。また、廃品となった鉄製品。再び熔融して製鋼原料とする。スクラップ。

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世界大百科事典内の屑鉄の言及

【製鉄・製鋼】より

…コークスの節約,人工的な製造などが重要な課題である。
[屑鉄]
 屑鉄は重要な製鋼原料で,平炉および電気炉の主原料でもあり,とくに電気炉の原料はほとんど屑鉄である。日本の製鉄所内で発生する自家発生屑は鋼材生産量の20%前後で,ほとんどが発生した製鉄所で製鋼原料として使用される。…

※「屑鉄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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