山形銀行(読み)やまがたぎんこう(その他表記)The Yamagata Bank, Ltd.

共同通信ニュース用語解説 「山形銀行」の解説

山形銀行

1896年創立。山形県での総貸出金に占めるシェアは47%強あり、仙台地区でも4%強に伸ばしている。同県内の総生産を3兆7千億円で維持し、7千人の雇用を創出して地方創生に貢献するため、中小企業事業承継などを年間150件手掛ける目標を掲げている。2015年3月期の連結純利益は74億円。預金残高は2兆375億円。

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百科事典マイペディア 「山形銀行」の意味・わかりやすい解説

山形銀行[株]【やまがたぎんこう】

山形米沢内陸工業地帯地盤とする地銀中位行。1896年両羽銀行として設立。1965年現社名改称戦前,山形県は他県のような〈一県一行主義政策が実現できず,比較的小規模な銀行にとどまらざるを得なかった。店舗は県内69,県外10。本店山形市。2011年資本金120億円,2011年3月期経常収益450億円。売上構成(%)は,中小企業等向け61,住宅・消費者向け29。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「山形銀行」の意味・わかりやすい解説

山形銀行
やまがたぎんこう
The Yamagata Bank, Ltd.

地方銀行。1878年創業の第八十一国立銀行などの営業満期後の業務継承目的に,1896年両羽銀行として設立。1897年第八十一国立銀行の業務を継承。1943年山形商業銀行,1944年山形貯蓄銀行をそれぞれ合併し,1965年現社名に変更。1968年外国為替業務を開始。1985年公共債ディーリング業務を開始。山形市,米沢市などの山形県内陸部工業地帯を地盤とする。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「山形銀行」の解説

山形銀行

正式社名「株式会社山形銀行」。通称「やまぎん」。英文社名「The Yamagata Bank, Ltd.」。銀行業。明治29年(1896)「両羽銀行」設立。昭和40年(1965)現在の社名に変更。本店は山形市七日町。地方銀行。山形県の指定金融機関東京証券取引所第1部上場。証券コード8344。

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