戦国期~江戸期の城。大阪府岸和田市岸城町にある。1585年(天正13)豊臣(とよとみ)秀吉からこの地を与えられた小出秀政(こいでひでまさ)が入封し築城した。小出氏3代相続のあと1619年(元和5)松平(松井)康重(やすしげ)が入ったが、さらに40年(寛永17)高槻(たかつき)城から岡部宣勝(のぶかつ)が6万石で入り大改築を行っている。5層の天守閣は1827年(文政10)落雷で焼失し、現在の三層天守は模擬復興天守である。
[小和田哲男]
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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