島新田(読み)しましんでん

日本歴史地名大系 「島新田」の解説

島新田
しましんでん

[現在地名]塩沢町島新田

塩沢村の東。北東西泉田にしいずみだ(現六日町)、南の魚野うおの川対岸は三郎丸さぶろうまる村。元和年中(一六一五―二四)開墾という(新編会津風土記)正保国絵図に村名がみえ、高二一五石余。天和三年郷帳では高三四一石三斗余。宝暦五年(一七五五)の村明細帳(小千谷市立図書館蔵)では、田二〇町一反余・畑一二町三反余。


島新田
しましんでん

[現在地名]小国町諏訪井すわい

島屋敷しまやしき村の北、北に太郎丸たろうまる村が続く。小国東組に属する。千谷沢ちやざわ村の開発と伝え、元禄五年(一六九二)の小国東組郷鏡帳(林久氏蔵)では庄屋は千谷沢村庄屋の兼帯。元禄郷帳では島屋敷村枝郷と記す。


島新田
しましんでん

[現在地名]常澄村大場おおば

涸沼ひぬま川の左岸にあり、北は大場村。元禄郷帳に「大場嶋新田村」とあり、天保郷帳に「嶋新田」とある。大場村の枝郷で、「水府志料」に「天和の比まで別に公役せしに、今は本郷に属したり」と記し、「加藤寛斎随筆」によれば、天保一三年(一八四二)検地のとき「大場村内嶋新田 大場村入」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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