崎・埼・岬・碕(読み)さき

精選版 日本国語大辞典 「崎・埼・岬・碕」の意味・読み・例文・類語

さき【崎・埼・岬・碕】

〘名〙
陸地が海や湖などの中へつきでた所。みさき。はな。
古事記(712)上・歌謡「汝こそは 男(を)にいませば うち廻(み)る 島の埼々 かき廻(み)る 磯の佐吉(サキ)落ちず」
陸上で、山や丘が平地につきだしたところ。はな。でばな。
万葉(8C後)二〇・四四〇八「玉桙の 道に出で立ち 丘の佐伎(サキ) い廻(た)むる毎に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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