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観音崎 かんのんざき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

観音崎
かんのんざき

神奈川県南東部,三浦半島東端の岬。横須賀市に属する。東京湾浦賀水道との境界にあたる。房総半島富津岬との間は 8kmしかないため,海食台上から東京港,横浜港に出入りする船を一望できる。東京湾海上交通センターがある。江戸時代末に砲台が据えられ,明治2 (1869) 年日本最古の洋式灯台が設けられた。長らく陸軍の要塞地帯となって立入りできなかったため,自然林が保護され,野鳥も多い。灯台を中心に自然博物館や展望台が設けられ,ピクニック,釣り,海水浴などの好適地となっている。

観音崎
かんのんざき

石川県能登半島東岸,七尾市にある岬。七尾湾南湾の小口瀬戸に面し,七尾港の出入航路にあたり,灯台が設けられている。先端に観音島があり,景勝地で,能登半島国定公園の一部となっている。

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デジタル大辞泉の解説

かんのん‐ざき〔クワンオン‐〕【観音崎】

神奈川県、三浦半島東端の岬。横須賀市に属する。東京湾口に位置し、千葉県の富津岬に対する。明治2年(1869)に建てられた日本最初の洋式灯台(観音埼灯台)がある。

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百科事典マイペディアの解説

観音崎【かんのんざき】

神奈川県三浦半島東端の岬。房総半島の富津(ふっつ)岬と相対し,東京湾口をなす。古来首都防備の要地として重要であり,1811年以降陸奥会津藩によって大筒台場が築かれるなど施設の改編が幕末までつづいた。
→関連項目浦賀水道横須賀[市]

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世界大百科事典 第2版の解説

かんのんざき【観音崎】

神奈川県南部,三浦半島東端の岬。横須賀市に属する。対岸の房総半島の富津(ふつつ)岬とを結ぶ線が東京湾の湾口にあたり,この線から南,三浦半島の剣崎と房総半島の洲崎(すのさき)を結ぶ線までの海域が浦賀水道である。江戸時代末期には江戸警備のための船見番所が置かれ,明治以後も要塞が築かれるなど,観音崎は軍事上重視された。1869年(明治2)明治政府はフランス人技師ベルニーの設計によって,ここに日本最初の洋式灯台を設置した。

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大辞林 第三版の解説

かんのんざき【観音崎】

神奈川県三浦半島東端の岬。千葉県富津ふつつ岬とともに東京湾口をなす。1869年(明治2)、日本最初の洋式灯台が設置された。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔神奈川県〕観音崎(かんのんざき)


神奈川県横須賀(よこすか)市、三浦(みうら)半島東端にある岬。浦賀(うらが)水道に臨み、北東約8kmの千葉県富津(ふっつ)岬に対する。東京湾航路の要衝で1866年(慶応(けいおう)2)に日本最初の洋式灯台として建てられた観音埼(さき)灯台は全国15ヵ所ある一般公開されている参観灯台の一つ。岬に続く台地一帯は市民憩いの観音崎公園で、観音崎自然博物館などがある。

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世界大百科事典内の観音崎の言及

【浦賀水道】より

…東京湾口にあって,房総半島の北西岸と三浦半島の南東岸にはさまれた水域をいう。北は富津(ふつつ)岬と観音(かんのん)崎を結ぶ線から,南は洲崎(すのさき)と剣崎(つるぎざき)を結ぶ線で限られる。最深部は200mをこえ,海底谷が南北に入りこんでいる。…

【関前[村]】より

…岡村島の姫小嶋神社で毎年2月11日に弓祈禱(ゆぎとう)の神事が行われる。景勝の観音崎などがあり,瀬戸内海国立公園に含まれる。【上田 雅子】。…

※「観音崎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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