精選版 日本国語大辞典 「観音崎」の意味・読み・例文・類語
かんのん‐ざき クヮンオン‥【観音崎】
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三浦半島東端、江戸湾咽喉部を扼する要地のため、海上航行保全のため常灯台が置かれ、幕末には海防のため大筒台場が築かれた。嘉永六年(一八五三)にはペリーらによりルビコン岬と命名された(ペリー日本遠征随行記)。
文化八年(一八一一)以降会津藩により大筒台場が建設され(柳営日次記)、同年文武鍛練の場として
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
神奈川県南部,三浦半島東端の岬。横須賀市に属する。対岸の房総半島の富津(ふつつ)岬とを結ぶ線が東京湾の湾口にあたり,この線から南,三浦半島の剣崎と房総半島の洲崎(すのさき)を結ぶ線までの海域が浦賀水道である。江戸時代末期には江戸警備のための船見番所が置かれ,明治以後も要塞が築かれるなど,観音崎は軍事上重視された。1869年(明治2)明治政府はフランス人技師ベルニーの設計によって,ここに日本最初の洋式灯台を設置した。現在の灯台は3代目で,高さ15.1m(海面からの高さ55.9m),光力9万燭光,光達距離20カイリのものである(灯台は観音埼と書く)。灯台付近は県立観音崎公園となり,三浦半島の観光地の一つとしてにぎわっている。
執筆者:伊倉 退蔵
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出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
…東京湾口にあって,房総半島の北西岸と三浦半島の南東岸にはさまれた水域をいう。北は富津(ふつつ)岬と観音(かんのん)崎を結ぶ線から,南は洲崎(すのさき)と剣崎(つるぎざき)を結ぶ線で限られる。最深部は200mをこえ,海底谷が南北に入りこんでいる。…
…岡村島の姫小嶋神社で毎年2月11日に弓祈禱(ゆぎとう)の神事が行われる。景勝の観音崎などがあり,瀬戸内海国立公園に含まれる。【上田 雅子】。…
※「観音崎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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