コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

川島忠之助 かわしまちゅうのすけ

3件 の用語解説(川島忠之助の意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

川島忠之助【かわしまちゅうのすけ】

翻訳家,銀行家。江戸生れ。製図工見習いとして,横須賀製鉄所(のちの海軍造船所)に入り,フランス語を修める。国内外で通訳などを務めた後,横浜正金銀行に入り,以後銀行家として活躍。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

川島忠之助 かわしま-ちゅうのすけ

1853-1938 明治時代の翻訳家,銀行家。
嘉永(かえい)6年5月3日生まれ。川島順平の父。横須賀製鉄所にはいり,フランス語と英語をまなぶ。富岡製糸場の通訳,横浜の蘭八番館番頭などをつとめる。明治11年(1878)日本初のフランス小説の翻訳のベルヌ「新説八十日間世界一周」を出版。15年横浜正金銀行にはいり,のち重役となった。昭和13年7月14日死去。86歳。江戸出身。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

川島忠之助
かわしまちゅうのすけ
(1853―1938)

翻訳家、銀行家。江戸に幕府役人の子として生まれる。幕府瓦解(がかい)後、横須賀製鉄所製図見習工となりフランス語を修め、富岡製糸場の通訳、横浜和蘭(オランダ)八番館番頭となる。蚕糸売込みの使節の通訳として渡欧後、翻訳に着手し、1878年(明治11)6月、本邦初のフランス文学原典訳、ジュール・ベルヌの『新説八十日間世界一周』前編を自費出版し、ベルヌ・ブームを導く。80年6月後編刊行。82年9月ポール・ベルニエ『虚無党退治奇談』翻訳。この年横浜正金銀行に入り、のち重役となる。墓所は東京・青山霊園。[富田 仁]
『柳田泉著『明治初期翻訳文学の研究』(1959・春秋社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

川島忠之助の関連キーワード小金井喜美子杉浦明平(1913~2001)青井陽治大塚勇三加藤朝鳥嵯峨正作佐藤亮一(1)白木茂千葉掬香松本恵子

今日のキーワード

大統領補佐官

各種政策の立案その他に関し,側近として大統領に助言する役職だが,実質上はブレーン,顧問として多面的な役割を担う。憲法で定められた唯一の行政責任者である合衆国大統領は,強大な権力を持つにもかかわらず,議...

続きを読む

コトバンク for iPhone

川島忠之助の関連情報