デジタル大辞泉
「差出す」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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さし‐だ・す【差出】
- 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 ( 「さし」は接頭語 )
- ① 前や上などの方向に出す。つき出す。さしのばす。さしいだす。
- [初出の実例]「匡と云かたみをさしたいて、其でうけとるぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)一三)
- ② 提出する。さしあげる。引き渡す。さしいだす。〔羅葡日辞書(1595)〕
- [初出の実例]「うき人を枳殻垣(きこくがき)よりくぐらせん〈芭蕉〉 いまや別の刀さし出す〈去来〉」(出典:俳諧・猿蓑(1691)五)
- ③ 遣わす。派遣する。
- [初出の実例]「帰宅もゑんいんすると申つかわす程にむかいは必ずさしださぬよふにいへ」(出典:洒落本・広街一寸間遊(1778))
- ④ 郵便物などを送り出す。
- [初出の実例]「書状飛脚屋へ差出候処」(出典:日本財政経済史料‐八・経済・雑業・飛脚・弘化四年(1847)三月)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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