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希ガス元素 キガスゲンソ

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デジタル大辞泉の解説

きガス‐げんそ【希ガス元素】

周期表18(0)族であるヘリウムネオンアルゴンクリプトンキセノンラドンの6元素の総称。いずれも常温で気体。空気中に微量含まれる。化学的にきわめて不活発で、他の元素とは容易に化合しない。そのため孤高な性質の意で貴ガスともいう。不活性気体

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

希ガス元素
きがすげんそ
noble gases

周期表第18族に属する6種の元素、ヘリウムネオンアルゴンクリプトンキセノンラドンの総称。希ガス元素学術用語としての正式名称は、日本語では貴ガス、英語ではnoble gasesである。不活性気体inert gasといわれることもあった。空気中に0.94%(体積比)含まれ、アルゴンが大部分である。ロシアメンデレーエフが最初に周期表を提出したときには、まだそのいずれの存在も知られていなかったが、19世紀末から次々に発見され、当時は第0族としてまとめられた。どの元素も最外殻電子配置が閉殻であるため、単原子分子となり、化学反応性はきわめて低い。キセノンとクリプトンにはフッ化物、酸化物などの化合物がある。アルゴン、クリプトン、キセノンには水和物およびキノールホストの包接化合物もある。常温では無色、無臭、無味の気体で、沸点、融点、水への溶解度は原子番号が大きくなる順に高くなる。ヘリウム、アルゴンには特殊な用途もあるが、一般にそれぞれの元素のスペクトル特性を利用した気体放電管に使われる。[岩本振武]

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