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帯電防止 たいでんぼうしantistatics

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

帯電防止
たいでんぼうし
antistatics

合成繊維は疎水性のものが多く,紡糸織布などの工程中だけでなく,製品化したあとまで,摩擦により静電気を帯電しやすく,加工上の障害のほか,製品を着脱するとき,放電によって人体にショックを与える。この静電気発生を防ぐために,帯電防止加工を行う。帯電防止剤には,おもに界面活性剤が使用される。合成繊維用としてはカチオン活性剤,非イオン活性剤,また再成セルロース系化学繊維用には,アニオン活性剤が有効である。なお,これらは表面加工が主体で耐久性に欠けるので,導電性材料を混入する方式も採用されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

たいでんぼうし【帯電防止 antistatic finish】

静電気の帯電を防ぐこと。吸湿性に乏しい合成繊維やプラスチックは電気絶縁性が高く(体積固有抵抗1011~1017Ωcm),摩擦などで静電気を発生しやすく,一度帯電するとその静電気はなかなか逃げない。冬季の乾燥した場所では天然繊維や紙でも帯電することがある。帯電するといろいろな問題が発生する。たとえば,紡績工程で繊維が帯電すると機械に付着し,糸をつくることが困難となり,またプラスチックフィルムなどでは成形加工や巻取りが困難となる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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