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平賀粛学 ひらがしゅくがく

大辞林 第三版の解説

ひらがしゅくがく【平賀粛学】

1939年(昭和14)東大経済学部に起きた粛清事件。同学部教授河合栄治郎の著書発禁事件を契機に学部内に対立が生ずるや、総長平賀譲が両派の中心であった河合・土方成美両教授を休職処分とし、それを不服とする両派の教授多数が辞表を提出した事件。

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世界大百科事典 第2版の解説

ひらがしゅくがく【平賀粛学】

1939年に起こった東京帝国大学経済学部教授会の粛清事件。滝川事件(1933)以来帝国大学内の自由主義者に対する右翼勢力の攻撃は強まっていたが,荒木貞夫の文相就任(1938)以来,文部省も大学の自治への介入の姿勢をいっそう強めていた。そのころ同学部では,河合栄治郎を中心とする一派と,土方成美などのファッショ的勢力との間で対立が続いていた。1938年10月河合の著作が発禁処分にあうや,大学人としての河合の処分を要求する学内外の右翼勢力の動きは高まりを見せた。

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