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延(べ)紙 ノベガミ

デジタル大辞泉の解説

のべ‐がみ【延(べ)紙】

縦7寸(約21センチ)、横9寸(約27センチ)ほどの小形の杉原紙(すぎわらがみ)。江戸時代、高級な鼻紙として用いた。延べ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

延紙
のべがみ

半紙に対する全紙の意味で、小形の杉原紙のことをさす。別名を小杉原または小杉、略して延(のべ)ともいい、江戸時代に懐中紙として鼻紙などによく用いられた。大和(やまと)国(奈良県)の吉野産を最良とし、越前(えちぜん)(福井県)、出雲(いずも)(島根県)、阿波(あわ)(徳島県)その他の諸国で産出された。井原西鶴(さいかく)の『好色一代女』に、「延の鼻紙ひざちかく置きて」とあるように、その身近な使い方がしのばれる。[町田誠之]

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世界大百科事典内の延(べ)紙の言及

【半紙】より

…また書道半紙の産地としては,愛媛県川之江市などがあげられる。なお半紙を延紙(のべがみ)の半裁とする説があるが,江戸時代の延紙の寸法がだいたい縦7寸に横9寸で,小半紙とほぼ同じくらい小さな判なので誤りであろう。延紙は柔軟な紙で鼻紙などとして用いられた。…

※「延(べ)紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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