弔い(読み)トムライ

デジタル大辞泉 「弔い」の意味・読み・例文・類語

とむらい〔とむらひ〕【弔い】

《「とぶらい」の音変化》
人の死を悲しみ、遺族を慰めること。くやみ。弔問。「弔い言葉を述べる」
葬式野辺の送り。「弔いを出す」
死者の霊を慰めること。法事追福追善。「七年忌弔い
[類語](2葬式葬儀葬礼本葬密葬仮葬葬送

ともらい〔ともらひ〕【弔い】

とむらい」の音変化。
「法蔵寺様へでも願って―を致したいと存じます」〈円朝真景累ヶ淵

とぶらい〔とぶらひ〕【弔い】

とむらい」に同じ。
「間もなくこっそり―も済みたるに」〈蘆花自然と人生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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