御約束(読み)オヤクソク

デジタル大辞泉 「御約束」の意味・読み・例文・類語

お‐やくそく【御約束】

約束1」の尊敬語謙譲語
特定状況で、大多数から次の展開として期待される物事。また、映画小説などで、定番の状況設定や典型的な物語の展開。「夏の浜辺お約束の曲」「お約束の落ちで爆笑する」「医者といえば白衣姿がお約束だ」
[補説]1について、「これがお約束の品ですか」は尊敬語、「そのようなお約束はできません」は謙譲語。
[類語]約束約束事決め事決まり事規則ルール定番

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精選版 日本国語大辞典 「御約束」の意味・読み・例文・類語

お‐やくそく【御約束】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 約束の尊敬・丁寧語
    1. [初出の実例]「御約束をかたふ被成まして」(出典:隣語大方(18C後)一)
  3. やくそく(約束)
    1. [初出の実例]「私が今日婦多川の比な喜の仮宅へお約束(ヤクソク)で往ったのさ」(出典人情本・春色恋廼染分解(1860‐65)三)

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