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志村源太郎 しむら げんたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

志村源太郎 しむら-げんたろう

1867-1930 明治-昭和時代前期の官僚,銀行家。
慶応3年3月1日生まれ。渡辺義郎(よしお)の兄。東京農林学校(現東大)教授をへて農商務省にはいり,工務局長となる。退官後,明治44年日本勧業銀行総裁。大正11年貴族院議員。各種の政府委員をつとめ,小作法案の制定や産業組合育成につくした。昭和5年8月23日死去。64歳。甲斐(かい)(山梨県)出身。帝国大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

しむらげんたろう【志村源太郎】

1867‐1930(慶応3‐昭和5)
明治・大正時代の農政指導者,実業家。山梨県の出身。1889年に東大法科卒。駒場農学校教授をへて農商務省に入り,工場法の制定に努力したが流産,98年退官後は日本勧業銀行などに関係し,1911年に同行総裁。辞任後の22年貴族院議員に勅選され,同時に産業組合中央会の会頭として農民運動の振興や小作法案の制定に努力,蚕糸業組合中央会会長も兼ねて蚕糸の不況対策に当たった。また大日本米穀会会頭や各種の政府委員会の委員に選ばれ,米穀・小作問題の解決をはかった。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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