六訂版 家庭医学大全科 「急に高熱が出た」の解説
急に高熱が出た
きゅうにこうねつがでた
Sudden high fever
(お年寄りの病気)
必要な検査と疑われる病気
夜に急に高熱が出た時には、まず全身の状態をみます。ぐったりしている、嘔吐して食事がとれない、呼吸が苦しそうといった時には、すぐ救急外来を受診してください。腹痛がある時も様子をみていないで、救急外来にかかったほうがよいと考えます。
状態が比較的安定していて腹痛がなければ、翌日に病院を受診してください。感染が疑われる時には抗生剤が処方されます。
2~3日たってもよくならない時は、感染症以外の病気を考えたり、病原体(細菌など)が強いため抗生剤を点滴で投与する必要があるかもしれないので、再度受診してください。
全身、とくに首の痛みが強く歩けない時には、リウマチ性多発筋痛症(せいたはつきんつうしょう)を考えます。また、
繰り返し高熱を出す時には、その原因を調べます。「むせ」から
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報