国立大学法人。1949年(昭和24)愛知第一師範学校、愛知第二師範学校、愛知青年師範学校を統合し国立の愛知学芸大学として発足。1966年愛知教育大学と改称し、1970年には分校を廃し、現在のキャンパスに統合移転した。2010年(平成22)時点で、初等教育、中等教育、特別支援学校の各教員養成課程のほか養護教諭養成課程、現代学芸課程がある。1978年には大学院教育学研究科(修士課程)を設置。教育実践総合センター、障害児治療教育センターなどが付設されている。2004年4月、国立大学法人法の改正に伴い、国立大学法人となる。所在地は愛知県刈谷(かりや)市井ヶ谷町広沢1。
[馬越 徹]
『愛知教育大学編・刊『愛知教育大学史』(1975)』
1873年(明治6)に設立された愛知県養成学校以来の歴史を有す。1949年(昭和24)愛知第一,第二師範学校および愛知青年師範学校を統括する形で愛知学芸大学として創設。1966年には愛知教育大学と改称され,70年に現在キャンパスをかまえる刈谷市井ヶ谷地区へ移転した。2016年(平成28)現在,1学部2研究科に4131人の学生を収容する。教育目標を「平和で豊かな世界の実現に寄与しうる人間の教育をめざす」とし,正規教員就職者数は6年連続,教員就職者数は4年連続で全国1位である(2015年3月卒業者時点)。2012年には大学院教育学研究科に静岡大学と共同で共同教科開発学専攻(大学院後期3年博士課程)を設置。翌13年には教員養成機能を有する国立4大学により教員養成の高度化支援システムの構築をめざすHATOプロジェクト(日本)(H:北海道教育大学A:愛知教育大学T:東京学芸大学O:大阪教育大学)を推進。教員養成における新たな拠点として大きな期待が寄せられている。
著者: 戸村理
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報
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