日本歴史地名大系 「我孫子村」の解説
我孫子村
あびこむら
古」とあり、「続日本紀」天平勝宝二年(七五〇)八月一六日条に「住吉郡人外従五位下依羅我孫忍麻呂等五人、賜
依羅宿禰姓
」とみえる。「摂陽群談」は「続日本紀」の記事を引用し、「吾彦、今我孫子に作る、孫の子を彦とするに因れり」としている。また「摂津志」は「吾孫子 或作吾孫」と記す。「依羅郷土史」は依羅ならびに吾孫の語源として依羅はヨセアミ(寄網)であり、吾孫はアミヒコ(網曳子)とする説を紹介しており、これらの名称が狩猟と関連するものではないかと推定している。なお古代の当地付近には
当地は古来住吉郡に属し、同郡
我孫子村
あびこむら
- 千葉県:我孫子市
- 我孫子村
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報