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打出浜 ウチデノハマ

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デジタル大辞泉の解説

うちで‐の‐はま【打出浜】

滋賀県大津市松本町付近の琵琶湖岸の名称。うちいでのはま。[歌枕]
「近江なる―のうちいでつつ怨みやせまし人の心を」〈拾遺・恋五〉

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

打出浜
うちでのはま

滋賀県大津市松本町付近の古地名。「うちいでのはま」ともいう。現在は琵琶(びわ)湖岸の埋立て造成地となっている。かつては歌などに詠まれた景勝の地で『枕草子(まくらのそうし)』に「浜は打出浜」とあり、『大和(やまと)物語』には宇多(うだ)天皇の石山詣(もう)での際、この浜に行在所(あんざいしょ)を設けたという記事がある。『拾遺集(しゅういしゅう)』の「近江(おうみ)なる打出浜のうち出でて恨みやせまし人の心を」(読人しらず)の歌はことに著名。[高橋誠一]

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世界大百科事典内の打出浜の言及

【観応の擾乱】より

…西国では直冬が少弐氏以下に支持されて反撃に転じ,関東では両執事のうち直義党の上杉憲顕が師直の甥高師冬をたおし,奥州では両管領のうち直義党の吉良貞家が師直党の畠山国氏を滅ぼした。畿内近国でも51年(正平6∥観応2)正月,直義党の桃井直常斯波高経吉良満貞らは義詮を駆逐して京都を占領し,さらに2月には直義軍は摂津打出浜(うちではま)に尊氏軍を破った。尊氏は,直義に和睦を申し入れ,帰京の途についたが,高師直は一族とともに,上杉重能の養子上杉能憲らに襲われて殺された。…

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