拝受(読み)はいじゅ

精選版 日本国語大辞典 「拝受」の意味・読み・例文・類語

はい‐じゅ【拝受】

〘名〙 受けることをへりくだっていう語。つつしんで受けること。ありがたく頂戴すること。〔文明本節用集(室町中)〕
※浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)中「赤沼親子がくび引っさげ、目覚し高名御感状を拝受し」 〔礼記玉藻

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デジタル大辞泉 「拝受」の意味・読み・例文・類語

はい‐じゅ【拝受】

[名](スル)受けること、受け取ることをへりくだっていう語。「お手紙拝受いたしました」
[類語]貰う押し頂く受ける受け取る収める収受受納受領受給受贈譲り受ける貰い受ける授かる頂くたまわ頂戴ちょうだい拝領申し受ける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「拝受」の読み・字形・画数・意味

【拝受】はいじゆ

拝して受ける。〔礼記、郷飲酒義〕飮酒の義~至るを拜し、拜して洗ひ、拜して受け、拜してり、拜して(を)ふるは、を致す以なり。

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