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頂戴 チョウダイ

デジタル大辞泉の解説

ちょう‐だい〔チヤウ‐〕【頂戴】

[名](スル)
もらうこと、また、もらって飲食することをへりくだっていう語。「結構な品を頂戴いたしました」「お𠮟りを頂戴する」「もう十分頂戴しました」
(多く、女性・子供の用いる語)
㋐物を与えてくれ、また、売ってくれという命令の意を、親しみの気持ちをこめて促すようにいう語。ください。「それを頂戴」「牛肉500グラム頂戴
㋑「…てちょうだい」の形で補助動詞の命令形のように用いて、相手に何かをしてもらうのを促す気持ちを、親しみをこめていう語。「その新聞を取って頂戴
顔の上にささげ持つこと。
「黄衣の神人神宝を―して、次々に順(したが)ふ」〈太平記・三九〉
[アクセント]1はチョーダイ2はチョーダイ。
[補説]電話の応対などで「お名前を戴できますか」などと言うが、これは正しくない。「名前を頂戴する」というのは、例えば主君の名をそのまま、またはその一部をいて自分や子供の名にすることである。よって簡略には「お名前をお願いします」、さらには「お名前をお聞き(お伺い)できますか」くらいでよい。平成10年代半ば頃から広がったという。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ちょうだい【頂戴】

( 名 ) スル
もらった物などをうやうやしく頭上にいただくこと。 「賞状を-してひきさがる」
もらうことをへりくだっていう語。 「結構なものを-する」
食べることをへりくだっていう語。 「もう十分に-しました」
物をくれ、物を売ってくれと促す時に用いる語。下さい。 「おやつ(を)-」 「イワシを三匹-」
動詞の連用形に助詞「て」の付いた形や、動詞の未然形に「ないで」の付いた形に接続して、補助動詞の命令形のように用いて、親しみの気持ちをこめて相手に求める意を表す。…てください。 「この本を見せて-」 「ここにすわらないで-」 〔女性語や幼児語として用いられることが多い〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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