デジタル大辞泉
「損ねる」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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そこ・ねる【損】
- [ 1 ] 〘 自動詞 ナ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]そこ・ぬ 〘 自動詞 ナ行下二段活用 〙- ① ある物が、こわれる。傷つく。破れる。そこなわれる。
- [初出の実例]「ここに毅が所に位工卿とあり工は上の字がそこねたぞ」(出典:玉塵抄(1563)三)
- 「こけら
(ぶき)の屋ねもそこねぬうちにさし枋(ぐれ)したり」(出典:浮世草子・世間胸算用(1692)三)
- ② ある状態が、悪くなる。悪化する。損じる。そこなう。
- [初出の実例]「のちに合戦のそこねてくづれてにぐるに江にとび入たぞ」(出典:玉塵抄(1563)九)
- 「余り声高にいふたに依て、機嫌がそこねた」(出典:虎寛本狂言・子盗人(室町末‐近世初))
- [ 2 ] 〘 他動詞 ナ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]そこ・ぬ 〘 他動詞 ナ行下二段活用 〙- ① =そこなう(損)[ 一 ]
- [初出の実例]「高が三十枚か五十枚の事で人を損ねる事ぢゃと、如何にも見遁したが」(出典:歌舞伎・三千世界商往来(1772)三つ目)
- ② ( 「ぞこねる」とも ) =そこなう(損)[ 二 ]
- [初出の実例]「質問の要領をはっきり捕へそこねて、更に赤くなって術ない身振りをした」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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