損害保険ジャパン(読み)そんがいほけんじゃぱん(その他表記)Sompo Japan Insurance Inc.

共同通信ニュース用語解説 「損害保険ジャパン」の解説

損害保険ジャパン

損害保険大手3グループの一角であるSOMPOホールディングスの中核企業。旧安田火災海上保険の流れを受け継ぐ損害保険ジャパンと日本興亜損害保険合併して損害保険ジャパン日本興亜となり、2020年4月に現在の社名に変更した。売上高に当たる正味収入保険料は23年3月期に2兆2255億円。同期末時点の社員数は2万1705人、4万5273の代理店を持つ。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「損害保険ジャパン」の意味・わかりやすい解説

損害保険ジャパン
そんがいほけんじゃぱん
Sompo Japan Insurance Inc.

三大メガ損保の一角を占めるSOMPOホールディングスの中核株式会社。2002年(平成14)、安田火災海上保険(1944年設立)と日産火災海上保険(1937年設立)が合併して誕生した損害保険ジャパンが前身である。その後、2010年に、日本興亜損害保険(日本火災海上保険興亜火災海上保険の合併で2001年発足)と経営統合し、持株会社SOMPOホールディングス傘下の損害保険ジャパン日本興亜となり、2020年(令和2)に現社名に変更した。本社は東京都新宿区西新宿。2021年3月時点の総資産7兆3896億円、正味収入保険料2兆1414億円、資本金700億円。

[矢野 武 2021年10月20日]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「損害保険ジャパン」の意味・わかりやすい解説

損害保険ジャパン
そんがいほけんジャパン

損害保険ジャパン日本興亜の前身の大手損害保険会社。安田火災海上保険日産火災海上保険が 2002年7月合併して発足した。両社合わせた正味収入保険料は 1兆円をこえ,東京海上火災保険を中心とするミレアグループ,三井住友海上火災保険とともに,国内損保業界の 3強の一角をなした。自動車保険を主力とし,第一生命保険と包括業務提携して総合保険グループを打ち出した。2002年12月,経営破綻で合併が見送られていた大成火災海上保険吸収合併。2010年日本興亜損害保険と経営統合し,持株会社 NKSJホールディングスを設立,傘下に入る。2014年9月,日本興亜損害保険と合併して,損害保険ジャパン日本興亜に商号を変更した。(→損害保険

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