デジタル大辞泉
「救世」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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く‐せ【救世】
- 〘 名詞 〙 ( 「くぜ」「ぐせ」「ぐぜ」とも ) 仏語。仏が衆生を救済すること。世の中の人々の苦しみを救うこと。→きゅうせい。
- [初出の実例]「仮りにも救世(グセ)の尊像と唱へらるる仏体に」(出典:面白半分(1917)〈宮武外骨〉仏像に小便をかける偽物屋)
- [その他の文献]〔大宝積経‐一八〕
きゅう‐せいキウ‥【救世】
- 〘 名詞 〙 この世の苦しみや不幸から人々を救うこと。→くせ。
- [初出の実例]「今常平社を百世の後に開くは〈略〉以て救世の一物と為すに足る」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉二)
- [その他の文献]〔荘子‐天下〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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救世 くせ
890-973 平安時代中期の僧。
寛平(かんぴょう)2年生まれ。京都の人。比叡(ひえい)山で出家。奈良興福寺の晴祐に性相(しょうぞう)学などを,石山寺の淳祐(じゅんにゅう)に真言密教をまなび,仁和(にんな)寺の寛空(かんぐう)から伝法灌頂(かんじょう)をうける。高野山で魚山声明(しょうみょう)を復興した。東寺長者,高野山座主。天延元年死去。84歳。俗姓は源(みなもと)。字(あざな)は善集。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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救世
くせ
仏教用語。ぐぜ,ぐせともいう。世間の一般の生きとし生けるものを救済し,ひいては悟りの境地に導くこと。また,仏陀や菩薩をいい,特に観世音菩薩をいう場合もある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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普及版 字通
「救世」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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