ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本劇場」の意味・わかりやすい解説
日本劇場
にほんげきじょう
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劇場名。通称日劇(にちげき)。東京・有楽町に1934年(昭和9)1月開場。ニューヨークのロキシー劇場を模したショー、レビューのための劇場として財界人の出資で建設された。客席1~3階、客席数約2600の大劇場で、当初は日本映画劇場株式会社の経営であったが、翌年東宝に合併。東宝は、男女混成の専属舞踊団、のち日劇ダンシングチーム(NDT)を備え、都会的な感覚のレビューやロッパ一座、エノケン一座などの公演をかけ、宝塚歌劇とは違った大人向けのショーやレビューをつくろうとした。戦後は、ジャズやロカビリーなどの音楽ショーと映画の併映で人気を集めたが、レビュー人気の低下と都心再開発の要請で、81年(昭和56)2月15日閉館、現在は映画館名として残っている。
[水落 潔]
…
[劇場の多様化]
震災後に,復興または新しく建設されたおもな劇場は,24年に本郷座・演伎座・松竹座・市村座・帝国劇場・邦楽座に前記の築地小劇場,25年の歌舞伎座とつづく。25年に新たに新橋演舞場,30年に大阪四ッ橋の文楽座や東京劇場,32年に大阪歌舞伎座,33年に有楽町の日本劇場,34年に東京宝塚劇場,35年に有楽座,37年に浅草の国際劇場などが次々に竣工した。大正から昭和へかけて,歌舞伎・新派・新国劇・歌劇・バレエ・新劇・文楽や舞踊などが,上記の劇場はもとより巡業先の各地の劇場やホールで,撩乱たる多様化と繁栄の時代を迎えたのである。…
※「日本劇場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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