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日華基本条約 にっかきほんじょうやく

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

日華基本条約
にっかきほんじょうやく

1938年1月 16日近衛内閣が発した「国民政府を相手とせず」の声明ののち,日中戦争の収拾を意図して日本が占領下の南京に擁立した,いわゆる「中華民国国民政府」汪兆銘 (精衛) 政権 (1940.3.30.成立) との間に 40年8月 31日に締結,11月 30日調印した条約。

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百科事典マイペディアの解説

日華基本条約【にっかきほんじょうやく】

1940年11月日本と汪兆銘政権との間に南京で調印された条約。反共の共同行動,日本軍の駐留権などを定め,汪兆銘政権を合法政権として確立すると同時に,日本軍の中国支配を恒久化することを目的とした。
→関連項目近衛文麿内閣

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大辞林 第三版の解説

にっかきほんじょうやく【日華基本条約】

1940年(昭和15)日中戦争の中で日本と汪兆銘おうちようめい政府との間に締結された条約。日本は傀儡かいらい政権汪政府を中国における正統な政府として認め、戦争終了後の両国の関係について定めたもの。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

日華基本条約
にっかきほんじょうやく

日中戦争中、日本が汪兆銘(おうちょうめい)政権と結んだ条約。戦争の長期化に苦慮した日本は、国民党内親日派の汪兆銘に働きかけ、抗日戦から離脱させて、1940年(昭和15)南京(ナンキン)に汪を首班とする傀儡(かいらい)政権をつくった。これを承認するため同年11月、日満華共同宣言とともに日華基本条約を調印、重慶(じゅうけい)の国民政府を否認した。共同防共、日本軍による治安維持、日本艦船の駐留、華北・内蒙古(うちもうこ)の資源開発などを定め、多くの秘密付属文書とともに日本の中国支配の意図を露骨に表していた。英米はこれに反対し、また中国民衆や国民政府の抗戦決意は一段と高まった。[岡部牧夫]

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