旧里帰農令(読み)きゅうりきのうれい

百科事典マイペディアの解説

旧里帰農令【きゅうりきのうれい】

老中・松平定信によって行われた寛政改革における一施策。前老中田沼意次による商人中心の改革では,賄賂が横行し政治が乱れ,地方においては本百姓が没落し江戸への大量流入が起きていたことから,これら没落農民の帰村帰農を奨励するとともに,他国への出稼ぎを制限して農作物の安定供給を目指した。また同時に,飢饉に備えて食料の備蓄も奨励し,倹約・緊縮の改革を色濃く反映したものとなっている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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