晩菊(読み)バンギク

デジタル大辞泉 「晩菊」の意味・読み・例文・類語

ばんぎく【晩菊】[書名]

林芙美子小説。昭和23年(1948)、「別冊文芸春秋」に発表同年の第3回女流文学者賞を受賞成瀬巳喜男監督により映画化されている。

ばん‐ぎく【晩菊】

おそ咲きの菊。
[補説]書名別項。→晩菊

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精選版 日本国語大辞典 「晩菊」の意味・読み・例文・類語

ばん‐ぎく【晩菊】

  1. 〘 名詞 〙 おそ咲きの菊。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「寒霜晩菊、欲人臣履貞之情」(出典菅家文草(900頃)七・未旦求衣賦一首)

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デジタル大辞泉プラス 「晩菊」の解説

晩菊

1954年公開の日本映画。監督:成瀬巳喜男、原作:林芙美子、脚色田中澄江井手俊郎撮影玉井正夫出演杉村春子、見明凡太朗、上原謙望月優子有馬稲子加東大介、小泉博ほか。第5回ブルーリボン賞助演女優賞(望月優子)受賞。

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普及版 字通 「晩菊」の読み・字形・画数・意味

【晩菊】ばんきく

冬の菊。

字通「晩」の項目を見る

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