景山民夫(読み)カゲヤマタミオ

デジタル大辞泉 「景山民夫」の意味・読み・例文・類語

かげやま‐たみお〔‐たみを〕【景山民夫】

[1947~1998]放送作家小説家エッセイスト東京の生まれ。放送作家として多くの人気番組を手がけた。若者文化に精通し、タレントとしても活躍。「遠い海から来たCOOクー」で直木賞受賞。他に「虎口からの脱出」「転がる石のように」「ガラスの遊園地」など。

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20世紀日本人名事典 「景山民夫」の解説

景山 民夫
カゲヤマ タミオ

昭和・平成期の放送作家,小説家,エッセイスト アンクル・プロダクションズ代表取締役。



生年
昭和22(1947)年3月20日

没年
平成10(1998)年1月27日

出生地
東京都千代田区神田

別名
別名=大岡 鉄太郎(オオオカ テツタロウ)

学歴〔年〕
慶応義塾大学文学部中退,武蔵野美術短期大学デザイン科中退

主な受賞名〔年〕
講談社エッセイ賞(第2回)〔昭和61年〕「ONE FINE MESS 世間はスラップスティック」,吉川英治文学新人賞(第8回)〔昭和62年〕「虎口からの脱出」,直木賞(第99回)〔昭和63年〕「遠い海から来たCOO」,ベストドレッサー賞(第18回)〔平成1年〕

経歴
学生時代バンドを組んで東芝からレコードを出す一方、放送作家としての活動も始める。昭和44年渡米し、ニューヨークで1年半コーヒーショップシンガーとして生活。帰国後TBS系「ヤング720」の企画・演出担当を経て、日本テレビ「シャボン玉ホリデー」の放送作家となり、以後クイズダービー」「11PM」「タモリ倶楽部」「ウソップランド」などを手がけた。かたわら、小説も書き始め、62年「虎口からの脱出」で吉川英治文学新人賞を受賞、63年には「遠い海から来たCOO(クー)」で直木賞を受賞した。他に長編小説「転がる石のように」「ガラス遊園地」、短編集「休暇の土地」、エッセイ「普通の生活」などがある。平成3年大川隆法主宰・幸福の科学の信者として、雑誌「フライデー」による同会批判記事に対する抗議行動の先頭に立った。10年自宅の火災により焼死。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「景山民夫」の解説

景山民夫 かげやま-たみお

1947-1998 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和22年3月20日生まれ。慶大を中退,放送作家となり,「タモリ倶楽部(クラブ)」などを手がける。昭和62年「虎口からの脱出」で吉川英治文学新人賞,63年海洋冒険ファンタジー「遠い海から来たCOO(クー)」で直木賞。若者文化に精通し,タレント,エッセイストとしても知られた。平成10年1月27日死去。50歳。東京出身。

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367日誕生日大事典 「景山民夫」の解説

景山 民夫 (かげやま たみお)

生年月日:1947年3月20日
昭和時代;平成時代の放送作家;小説家;エッセイスト
1998年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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