

(ちよう)を録し、「生ぜざるなり」という。その〔徐鉉注〕に「今俗に別に暢に作るは、是に非ず」とあり、暢を
の俗字とする。〔段注〕に「義の相ひ反して相ひ生ずる
なり」と反訓を以て解するが、そのような反訓はありえない。〔義証〕に「不生」を「才生」の誤りとし、「當(まさ)に才(わづ)かに生ずに作るべし」とし、艸部一下に
に従って「
、艸
るなり」と訓する字があることを指摘しているが、暢は「才かに生ずる」義ではない。〔孟子、
文公上〕に「
木暢
す」とあり、茂盛を本義とする字である。
thiangは同声。昜・陽jiangも声義が近い。暢とは陽光によって暢茂することをいう。
▶・暢月▶・暢好▶・暢洽▶・暢轂▶・暢叙▶・暢遂▶・暢然▶・暢達▶・暢暢▶・暢通▶・暢適▶・暢茂▶
暢・閑暢・
暢・休暢・協暢・暁暢・曲暢・欣暢・洽暢・柔暢・舒暢・条暢・情暢・進暢・宣暢・調暢・布暢・敷暢・明暢・茂暢・雄暢・理暢・流暢・朗暢・和暢出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...