朝見(読み)チョウケン

デジタル大辞泉 「朝見」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐けん〔テウ‐〕【朝見】

[名](スル)
臣下朝廷参内さんだいして天子拝謁すること。
天皇皇后太皇太后皇太后に拝謁すること。「朝見の儀」
[類語]謁見お目見え目通り拝謁見参内謁

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精選版 日本国語大辞典 「朝見」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐けんテウ‥【朝見】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 臣下が宮中へ行って天子に会うこと。天子に拝謁すること。
    1. [初出の実例]「応毎有海外進奉、蛮子蕃客等朝見。具箚子与朝見目。問奏進奉人姓名已下」(出典:参天台五台山記(1072‐73)四)
    2. [その他の文献]〔史記‐秦二世皇帝本紀〕
  3. 儀式として、天皇・皇后・太皇太后・皇太后に拝謁すること。天皇の践祚後、皇族男子の婚儀後、皇族女子の臣籍降嫁前などに行なわれる。
    1. [初出の実例]「皇太子・皇太孫・親王・王結婚の礼訖りたるときは、妃と共に天皇・皇后・太皇太后・皇太后に朝見す」(出典:皇室親族令(明治四三年)(1910)二四条)

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普及版 字通 「朝見」の読み・字形・画数・意味

【朝見】ちよう(てう)けん

謁見する。〔史記、秦始皇紀〕(趙)高、二世の怒りて、誅の其の身にぶことをれ、乃ちと謝して見せず。

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