20世紀日本人名事典 「木幡久右衛門」の解説 木幡 久右衛門(14代目)コワタ キュウエモン 昭和期の政治家,新聞経営者 島根新聞社長;島根県議。 生年明治34(1901)年9月28日 没年昭和58(1983)年3月21日 出生地島根県八束郡宍道町 別名号=木幡 吹月(コワタ スイゲツ) 学歴〔年〕早稲田大学〔昭和3年〕卒 主な受賞名〔年〕勲三等瑞宝章 経歴名門木幡家の14代当主。戦後の農地解放で広大な自宅を使い、旅館・八雲本陣を開業。享保18年(1733年)建築の母屋は昭和44年に重要文化財に指定された。31年から47年まで島根新聞社(現・山陰中央新報社)社長を務め、同社の経営基盤の確立に功があった。宍道町議、島根県議もつとめる。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木幡久右衛門」の解説 木幡久右衛門(14代) こわた-きゅうえもん 1901-1983 昭和時代の政治家,新聞経営者。明治34年9月28日生まれ。13代の長男。早大卒業後,郷里島根県で宍道(しんじ)町長,県会議員などをつとめる。昭和31年島根新聞社(現山陰中央新報社)社長に就任し,地方文化の向上に貢献。尺八,書画,評論など多趣味な文化人としても活躍した。昭和58年3月21日死去。81歳。幼名は晋介。号は吹月。著作に「鬼の念仏」など。 木幡久右衛門(13代) こわた-きゅうえもん 1867-1909 明治時代の社会事業家。慶応3年3月18日生まれ。郷里の島根県で農事改良などにつくすとともに,文化活動に従事。明治32年京都以西では初の図書館,私立松江図書館を私財で設立し館長となる。明治42年11月22日死去。43歳。東京専修学校(現専修大)卒。本名は孝良。幼名は礼之助。号は黄雨。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by