本川[村](読み)ほんがわ

世界大百科事典 第2版の解説

ほんがわ【本川[村]】

高知県中央北部,土佐郡の村。人口930(1995)。吉野川源流域に位置し,北部には石鎚山脈の筒上山(1859m),瓶ヶ森(かめがもり)(1897m),寒風山(1763m),笹ヶ峰(1860m)などがそびえ,愛媛県と境する。かつて当村から東隣の大川村を含む一帯は本川郷とよばれ,周囲から隔絶した山間地で,中世には〈本川五党〉と称する5人の土豪がいた。寺川は石鎚山への登山口だが,江戸中期,同地に駐在した土佐藩山廻役春木氏の記した《寺川郷談》は,焼畑や狩猟など当時の生活や習慣をよく物語る。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

スロースリップ

地球の表面を構成するプレートの境界面において、プレートがゆっくりと滑って移動する現象。この移動が一気に起きるとプレート境界地震になる。プレートどうしが強く固着した、アスペリティーと呼ばれる領域以外で生...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android