兵庫県神戸市御影地方で古くから採石された花崗(かこう)岩の石材名。六甲(ろっこう)山地をつくる中生代花崗岩の一部にあたり、石英・長石・黒雲母(くろうんも)からなる黒雲母花崗岩である。長石が淡紅色であるために外観はきれいな淡紅色を呈し、花崗岩石材のなかでもっとも美しいものといわれる。花崗岩を通称で御影石とよぶのは、この産地名に由来する。風化が著しく、残塊から採石するために、大材や同質のものを集めるのは困難であるが、石灯籠(いしどうろう)などの細工物や彫刻用に利用された。日本産の石材では高価なものであるが、現在ではほとんど産出しない。
[斎藤靖二]
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Honmikage
⇒ 御影石
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...