杜仲(読み)ハイマユミ

デジタル大辞泉 「杜仲」の意味・読み・例文・類語

はい‐まゆみ〔はひ‐〕【杜仲】

トチュウ古名。〈新撰字鏡

と‐ちゅう【×杜仲】

トチュウ科の落葉高木。葉は互生し、楕円形雌雄異株で、春に小花をつける。樹皮を乾燥したものを強壮薬とする。また葉を煎じて茶のようにして飲む。中国原産。はいまゆみ。

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精選版 日本国語大辞典 「杜仲」の意味・読み・例文・類語

と‐ちゅう【杜仲】

  1. 〘 名詞 〙
  2. トチュウ科の落葉高木。中国の南部中部山地に生え、まれに栽植もされる。幹は高さ二〇メートルにも達する。葉は楕円形で鋸歯(きょし)縁となり、長さ一〇センチメートル内外。雌雄異株。花は春咲きで、花被弁はない。樹皮を乾燥したものを杜仲といい、グッタペルカを得たり、煎じて強壮薬に使う。漢名、杜仲。はいまゆみ。
  3. 植物「まさき(柾)」の誤用漢名。

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漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「杜仲」の解説

とちゅう【杜仲】

漢方薬に用いる生薬(しょうやく)一つ。トチュウ科トチュウの樹皮を乾燥したもの。鎮痛鎮静降圧強壮強精利尿などの作用がある。関節リウマチ慢性関節炎神経痛に効く大防風湯(だいぼうふうとう)などに含まれる。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「杜仲」の解説

杜仲 (マサキ・ハイマユミ)

学名Euonymus japonicus
植物。ニシキギ科の常緑小高木,園芸植物,薬用植物

杜仲 (トチュウ・ハイマユミ)

学名:Eucommia ulmoides
植物。トチュウ科の落葉高木,薬用植物

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