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東華録 とうかろく Dong-hua-lu; Tung-hua-lu

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

東華録
とうかろく
Dong-hua-lu; Tung-hua-lu

中国,清朝に関する編年体の歴史書。乾隆 30 (1765) 年に国史館に奉職していた蒋良騏が国初から雍正末までを記した 32巻を最初とする。東華とは国史館が紫禁城の東華門内にあったことによる名称。

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デジタル大辞泉の解説

とうかろく〔トウクワロク〕【東華録】

中国の歴史書。の歴代王朝の事蹟を編年体で記したもので4種ある。
32巻。清初の1616年から1735年までの記録で、蒋良騏撰。
195巻。続録430巻。太祖から穆宗までの11代の記録で、王先謙撰。十一朝東華録。
69巻。咸豊帝の時代の記録で、潘頤福撰。東華続録。咸豊朝東華録。
220巻。光緒帝の時代の記録で、朱寿朋撰。光緒朝東華録。

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世界大百科事典 第2版の解説

とうかろく【東華録 Dōng huá lù】

中国,清朝に関する編年体の歴史書。編者の蔣良騏,王先謙らは国史館に奉職し,清朝の実録や各種記録を参照して編纂した。ときに実録にない記事が散見する。書名は国史館が宮城の東華門内にあったことに由来する。次の4種がある。(1)蔣良騏編《東華録》32巻。国初から雍正朝(1723‐35)まで。16巻本,8巻本もある。(2)王先謙編《東華録》195巻,《東華続録》430巻。(1)が簡略すぎるので,詳しく書き改め,同治朝(1862‐74)までを書き足したもの。

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大辞林 第三版の解説

とうかろく【東華録】

中国、清朝の編年体の史書。四種がある。
三二巻。蔣良騏しようりようきの撰。国初より雍正13年(1616~1735)までの歴史。
一九五巻。続録四三〇巻。王先謙の撰。国初より同治朝(1862~1874)までの歴史。十一朝東華録。
六九巻。潘頤福はんいふくの撰。咸豊朝(1851~1861)の歴史。東華続録。
二二〇巻。朱寿朋の撰。光緒朝(1875~1908)の歴史。光緒朝東華続録。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

東華録
とうかろく

中国、清(しん)朝の編年体の史書。次の4種がある。(1)蒋良驥撰(しょうりょうきせん)、32巻。この名は、撰者が勤務していた国史館が北京(ペキン)宮城の東華門内にあったのにちなむ。1765年国史館が開かれ、纂修(さんしゅう)となった撰者が、その職掌がら実録その他の記録を閲覧することができたので、それらをもとに国初から1735年までを記述した。叙述は簡潔である。(2)王先謙(おうせんけん)撰、195巻、続録430巻。蒋良驥のそれが簡潔にすぎるとして、国初から雍正(ようせい)期(1723~35)までを重補し、乾隆(けんりゅう)、嘉慶(かけい)、道光、咸豊(かんぽう)、同治(1862~74)までの続録を加えた。『十一朝東華録』ともいう。(3)潘頤福(はんいふく)撰、『咸豊朝東華録』69巻。咸豊朝(1851~61)だけを編集したもの。(4)朱寿朋(しゅじゅほう)撰、『光緒(こうちょ)東華続録』220巻は光緒朝(1875~1908)の事跡だけを記載したもので、史料として優れている。[川勝 守]

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世界大百科事典内の東華録の言及

【王先謙】より

…《尚書孔伝参正》《詩三家義集疏》《漢書補注》《後漢書集解》《荀子集解》《荘子集解》などは,みなその書を読むに必見の注解である。宋の晁公武の《郡斎読書志》の校訂,姚鼐(ようだい)の《古文辞類纂》につぐ続編など,校刊編集の書も多く,国史館にあっての《東華録》は清10朝の編年史。ことに江蘇学政のとき,阮元(げんげん)の《皇清経解》を補完する《皇清経解続編》を編み,さらなる続編《南菁書院叢書》とともに,清朝経学を集成するものとなっている。…

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