デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平忠次」の解説
松平忠次(2) まつだいら-ただつぐ
慶長10年生まれ。松平忠政(ただまさ)の長男。榊原康政(さかきばら-やすまさ)の孫。慶長12年3歳で遠江(とおとうみ)横須賀藩主松平(大須賀)家2代となる。元和(げんな)元年叔父榊原康勝(やすかつ)の上野(こうずけ)館林(たてばやし)藩をつぎ,陸奥(むつ)白河藩をへて,慶安2年播磨(はりま)姫路藩主榊原(松平)家第1次初代。15万石。将軍後見役をつとめた。和漢の学に通じ,茶の湯をよくした。寛文5年3月29日死去。61歳。通称は五郎左衛門。号は百做。編著に「武家百人一首」など。