デジタル大辞泉 「査」の意味・読み・例文・類語 さ【査】[漢字項目] [音]サ(漢) [訓]しらべる[学習漢字]5年しらべる。「査察・査問/監査・検査・考査・巡査・審査・精査・捜査・調査・踏査」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「査」の読み・字形・画数・意味 査常用漢字 9画 [字音] サ[字訓] しらべる[字形] 形声声符は且(そ)。もと(さ)に作り、「こぼけ」をいう。六朝期には槎(いかだ)の意に用いた。唐の封演の〔封氏聞見記、十、査談〕に放縦の意とし、〔正字通〕に「俗に以て考察の義と爲す」とあり、時期によって用義が異なる字である。槎はもと長短不ぞろいの木を組んだものであろう。査察の意に用いるのは近世の行政用語。下行官文書の起首に用い、「思うに」というほどの意である。[訓義]1. こぼけ、〔爾雅、釈木〕にみえ、〔釈文〕に「、字はまた査に作る」という。2. しらべる。3. 槎と通じ、いかだ。4. ほしいまま。5. 官吏の俗称。6. 官庁文書の起首に用いる語、「按ずるに」の意。[古辞書の訓]〔和名抄〕査 に云ふ、は水中の木なりと。字は亦た査・槎に作る。宇々(うきぎ) 〔名義抄〕槎・査 ウキギ[熟語]査閲▶・査▶・査核▶・査覈▶・査看▶・査勘▶・査詰▶・査究▶・査禁▶・査験▶・査估▶・査考▶・査沙▶・査滓▶・査察▶・査収▶・査出▶・査詢▶・査抄▶・査照▶・査銷▶・査訊▶・査拏▶・査拿▶・査対▶・査探▶・査定▶・査点▶・査発▶・査弁▶・査問▶・査覧▶[下接語]監査・鑑査・検査・考査・主査・巡査・照査・審査・精査・走査・捜査・探査・調査・踏査・陪査・副査 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報