株主資本(読み)カブヌシシホン

デジタル大辞泉 「株主資本」の意味・読み・例文・類語

かぶぬし‐しほん【株主資本】

自己資本1
平成18年(2006)施行会社法では、自己資本から「評価・換算差額等」(その他有価証券評価差額金・繰越ヘッジ損益・土地再評価差額金など)を除いたものが「株主資本」(資本金資本剰余金利益剰余金自己株式など)とされる。

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共同通信ニュース用語解説 「株主資本」の解説

株主資本

会社資産のうち株主の持ち分を表し、資本金や会社が稼いだ利益の累積額で構成される。負債と違って返済の必要がないため、株主資本が充実している企業は経営の安定性が高い。総資産に占める割合を「株主資本比率」と言い、財務の健全性を示す指標となる。業績悪化で株主資本などの資本勘定マイナスとなり、負債が資産を上回ると債務超過になる。株主資本は自己資本とも言うが、株主の持ち分との意味合いを明確にするため、株主資本という表現が提唱された。

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精選版 日本国語大辞典 「株主資本」の意味・読み・例文・類語

かぶぬし‐しほん【株主資本】

  1. 〘 名詞 〙 会社の貸借対照表における資本の部をいう。資本金と法定準備金剰余金からなる。これらの項目はすべて株主の持ち分と考えられることからの呼び名。

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株式公開用語辞典 「株主資本」の解説

株主資本

株主が出資した「資本金」や「資本準備金」、それを使って生じた利益の「利益準備金」や「利益剰余金」のこと。資本金だけではなく、利益準備金や剰余金も、株主等の出資者の持ち分であるという考え方に基づいている。自己資本ともいう。

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