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桂文治(初代) かつら ぶんじ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

桂文治(初代) かつら-ぶんじ

1774-1817* 江戸時代後期の落語家。
安永3年生まれ。松田弥助の門にはいる。桂派をおこし,上方落語中興の祖と称される。寛政10年(1798)坐摩社境内に噺(はなし)小屋をもうけ,鳴物(なりもの)・道具入りの芝居噺を得意とした。文化13年11月29日死去。43歳。大坂出身。通称は惣兵衛。

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朝日日本歴史人物事典の解説

桂文治(初代)

没年:文化12.11.29(1815.12.29)
生年:安永3(1774)
江戸後期の上方落語家。桂派の祖。出生地については摂州柴島(大阪市),京都,大和葛城などの諸説がある。京大坂にその評判が高くなったのは寛政6(1794)年前後,新町で落語を演じたころからで,やがて10年ごろ,坐摩神社境内に小屋を建てそこに移り,「道具鳴物入り芝居咄」を演じてこの道の名誉と賞された。上方落語「蛸芝居」「昆布巻芝居」などの作者といわれ,上方芝居噺の基礎を確立した。著書に咄本『臍の宿替』(1812,続帝国文庫『落語全集』)『大寄噺の尻馬』(天保年間刊)などがある。3代は上方と江戸に分かれ,上方文治は5代で絶えている。江戸文治は平成期の10代におよぶ。<参考文献>浜松歌国『摂陽奇観』(浪速叢書1~6巻),西沢一鳳『皇都午睡』(『新群書類従1』),前田勇『上方落語の歴史』,三升堂『落語系図』

(三田純市)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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