コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

標準化石 ヒョウジュンカセキ

5件 の用語解説(標準化石の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ひょうじゅん‐かせき〔ヘウジユンクワセキ〕【標準化石】

示準(しじゅん)化石

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

標準化石【ひょうじゅんかせき】

示準化石

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

大辞林 第三版の解説

ひょうじゅんかせき【標準化石】

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

標準化石
ひょうじゅんかせき

示準化石」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

標準化石
ひょうじゅんかせき
leading fossilindex fossil

地理的に広い地域にかけてある特定の地質時代を示す化石をいう。示準化石ともいう。ある一定の層準にのみ発見される化石属または化石種により代表される。生物の種類としては、以下のことが望まれる。
(1)ある時代に繁栄して個体数が多く、したがって化石としても発見される頻度が高いこと
(2)短期間に広く分布できる生活型をもつこと
(3)生存期間が短く進化速度が速いこと
(4)局地的環境条件に支配されにくいこと
 したがって、(1)についていえば、たとえば古生代の三葉虫類、中生代のアンモナイト類、新生代の哺乳(ほにゅう)類などがあげられる。(2)は、たとえば海流によって汎(はん)世界的に運ばれる浮遊性有孔虫や、幼期に浮遊性で海流により広域に散布されるアンモナイト類、および移動力の大きい哺乳動物などがあげられる。(3)は、同じアンモナイト類であっても、系統樹の根幹にあるものよりも枝部にあるもの、時代の古いものよりも新しいもの、それと、開けた大洋というような環境にすむものよりも、ある程度閉鎖的な環境にすむもののほうが進化速度が速いとされている。(4)は、生物の種類によって適応している環境が違うので、その分布は多少なりとも環境条件の規制を受けるが、種類によって局地的条件に強く支配される種類は標準化石としてあまりよくない。たとえば二枚貝の産出は岩相のいかんにかなり影響される。
 日本とヨーロッパというように遠隔の地に発達する地層を標準化石を用いて対比することができるし、また標準化石によって時代未詳の地層の地質時代を決定できる(化石による地層同定の法則)。日本でも、有孔虫、放散虫、ナンノプランクトン、コノドントなど微化石が標準化石として活用されている。標準化石を決めるには、いろいろな化石を用いて各地で化石層序学的分帯を行って、それぞれの産出範囲を求め、それらを総合して各種の生存帯をたて、とくに短い生存帯を示す種類ないしは複数の生存帯の組合せから識別できる帯(群集帯)を特徴づける種類を標準化石と決める。普通、同一系統の生物の種よりも属、属よりも科と分類単位が大きいほど指示する時代の幅が長い。群集帯を特徴づける化石でも、その産出がその帯に限られるものではないことが多い。また、それぞれの古地理区を特徴づける化石は指区化石とよばれ、ゴンドワナ大陸(現在の南アメリカ、アフリカ、インド、南極、オーストラリアなど)のグロッソプテリスGlossopterisやガンガモプテリスGangamopterisはその例である。[小畠郁生]
『日本古生物学会編『化石の科学』(1987・朝倉書店)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の標準化石の言及

【示準化石】より

…産出した地層の対比を行い,さらにその地質年代を決定するのに用いられる化石。標準化石ともいう。示準化石としては,通常化石属ないし化石種を指すことが多い。…

※「標準化石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

標準化石の関連キーワードギヤサーモカラー示準化石尾鉱おまけ腎臓結石マラカイトフローライトグチイナダ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone