橐吾(読み)つわ

精選版 日本国語大辞典 「橐吾」の意味・読み・例文・類語

つわ つは【橐吾】

出雲風土記(733)意宇「砥神嶋〈略〉椎・松・莘・薺頭蒿都波(ツハ)師太等の草木あり」

たく‐ご【橐吾】

〘名〙 植物つわぶき(橐吾)」の漢名。〔薬品手引草(1778)〕

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デジタル大辞泉 「橐吾」の意味・読み・例文・類語

つわ‐ぶき〔つは‐〕【橐吾/×橐/×蕗】

キク科多年草。海岸近くに自生。長い柄のある葉が束生し、葉は腎臓形で厚く、上面は光沢がある。10月ごろ、花茎が約60センチ伸び、黄色の頭状花多数咲く。葉柄を食用にし、葉・葉柄を民間療法打撲やけどなどに用いる。観賞用にも植えられる。款冬かんとう。いしぶき。やまぶき。つわ。 花=冬》「―はだんまりの花嫌いな花/鷹女」

つわ〔つは〕【橐吾】

ツワブキ別名

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