大正・昭和期の小説家
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
小説家。石川県生まれ。彼の前半生は自伝『ある小説家の思ひ出』(1957~59)に詳しいが、軍人の父に厳しく育てられたものの、中学を退学し、21歳のとき罪を犯して服役。のち種々の職業に従事しながら小説の筆をとり、有島武郎(たけお)の序文をもつ長編『太陽の沈みゆく時』(1922~23)などを刊行、1938年(昭和13)に『ナリン殿下への回想』で第7回直木賞を受賞した。異国趣味と猟奇的傾向をもつ特異な語り口で知られ、戦後の代表作に『陰獣トリステサ』(1948)、『青白き裸女群像』(1950)などがある。
[宗像和重]
『『ある小説家の思い出』上下(中公文庫)』▽『『橘外男傑作選』三冊(社会思想社・現代教養文庫)』
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
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