機密保護(読み)きみつほご

世界大百科事典 第2版の解説

きみつほご【機密保護】

秘密は,その帰属主体により,個人の秘密のほか企業秘密国家秘密などに区別することができるが,このうち,外交秘密や軍事秘密,そのほかの行政上の秘密(これらのうち重要な秘密を機密という)の保護のあり方は,現代の社会において,さまざまな問題を含んでいる。それは,これらの機密をもらした場合に刑罰を適用することによって保護すれば,行政上の情報が国民に伝達されることを妨げる結果となり,国民の知る権利情報公開理念に反した,〈行政の密室化〉をもたらすことになるからである。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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