コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

段ボール ダンボール

5件 の用語解説(段ボールの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

だん‐ボール【段ボール】

波状に成形した中心(なかしん)紙の片面または両面に厚紙をはり合わせた板紙。包装の箱にする。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

段ボール【だんボール】

波状の中芯(なかしん)紙に,平らな表(おもて)板紙(ライナー)を張り合わせたもの。表板紙を中芯の片面に張ったものを片面段ボール,両面に張ったものを両面段ボールという。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

だんボール【段ボール corrugated board】

波形に成形した中芯(なかしん)紙の片面または両面に段ボールライナー(平らな表板紙)をはった紙で,片面段ボール,両面段ボール,複両面段ボールがある(図参照)。段ボールで作った箱が段ボール箱であり,比較的安価で,国内のどこでも短い納期で大量に手配できることや,軽量であるにもかかわらず耐衝撃性,断熱性にすぐれて,組立てや開梱が容易にできることから,木箱に代わって包装資材の重要な地位を占めるようになった。段ボールが日本で初めて製造されたのは1909年であり,電球の包装や化粧瓶の保護に片面段ボールが使用され,段ボールの名称もそのときに生まれた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

だんボール【段ボール】

波状にしたボール紙の両面または片面に平らなボール紙を貼った紙。箱などにする。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

段ボール
だんぼーる

波形に成形した中芯(なかしん)原紙の片面または両面に段ボール用ライナーを張ったもの。片面、両面、複両面、複々両面の各段ボールなどがあり、また段の種類には段数によってA、B、CおよびE段などがある。組み立てて各種段ボール箱などに用いる。用途により個装、内装および外装用の段ボールなどに分類される。
 段ボールは1870年アメリカとドイツで発明された。これは波状鉄板やクリーニングで用いるしわ付けロールにヒントを得たのだといわれている。日本では約40年下って1909年(明治42)割れやすい電球の包装材料を求めていた三成社(レンゴーの前身)の井上貞治郎および吉田栄吉(豊進社)が輸入段ボールにヒントを得、手廻しロールで波型紙をつくり平らな紙に糊(のり)付けするのに苦心しながら製作したのが始まりという。
 段ボールの中芯用原紙は強度の順にA、BおよびCの三階級に分かれ、いずれも坪(つぼ)量125グラム/平方メートルの板紙に抄(す)かれる。かつて中芯用原紙としては、〔1〕中性亜硫酸セミケミカル法で木材チップから得られたパルプを主原料とした強度の強いパルプ芯、〔2〕藁(わら)パルプと古紙の再生パルプを主原料とする黄芯、〔3〕古紙の再生パルプから得られる特芯が規定されていたが、現在では3種は統合され、性能(強度)で分類される。一般にチップ芯は長網(ながあみ)抄紙機で抄かれ、他は円網(まるあみ)抄紙機で抄かれる。
 段ボール用ライナーも強度の順にA、BおよびCに分けられ、用途別に外装用ライナーと内装用ライナーおよびその他ライナーがあり、外装用ライナーはとくに大きな強さが求められる。段ボール用ライナーの厚みは坪量180~340グラム/平方メートルで、中芯原紙に比べるとはるかに厚く、また強度も圧縮強さが同等である以外は、いずれもより大きな強さが要求される。未晒(みさらし)クラフトパルプのみで抄紙したものをパルプライナーとよび、強度が強い。また、未晒クラフトパルプと古紙の再生パルプとを原料として抄紙したものをジュートライナーとよぶ。通常、前者は長網抄紙機またはインバーフォームマシンで抄紙し、後者は円網抄紙機またはインバーフォームマシンで抄紙する。段ボールのA、B、CおよびE段は段数を規定するが、その順序は一部不同で、30センチメートル当りA段は34段、B段は50段、C段は40段で、E段は94段が標準段数である。なお個装用の段ボールはおもに使用者の手元に渡る最小単位の物品を包装するための段ボール箱に、外装用ダンボールはおもに輸送用に用いる段ボール箱に、内装用の段ボールは個装をまとめ、それを保護するのに用いる段ボール箱用に、それぞれ用いられる。
 第二次世界大戦後、木材とくに針葉樹資源の枯渇による箱材の不足と、産業界からの包装の合理化の要請により段ボール箱の普及は著しく、輸送用の箱は木箱にとってかわった。そのほか空き箱の再利用や使えなくなった箱からのパルプおよび紙の再生が可能なことなどから、段ボールとその原紙の生産の伸びは経済成長に支えられ目覚ましいものがあった。[御田昭雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の段ボールの言及

【包装】より


【包装素材】
 昔の包装は,わら,竹,木材といった天然素材をそのままか,あるいは若干加工して使用されていたが,1960年代ころから包装は紙,プラスチック,ガラス,金属などの工業製品を単独,または複合して使うようになった。
[紙,板紙,段ボール]
 紙は柔軟性をもっているので,そのままの形や袋に加工されて包紙や粉体の包装に使われる。とくに美しく印刷されたり,樹脂加工された百貨店やメーカーの包装紙や紙袋は,単に包むという機能のほかに,宣伝媒体としての機能や,ときにはその店の包装や紙袋をもつことで満足感を与えるという機能もある。…

※「段ボール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

段ボールの関連キーワード板紙片面蝙蝠扇波板プレッツェル成形パイル織成形食品フィッシュスティックプリントバター

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone

段ボールの関連情報